ヘッダー Space『最高学府はバカだらけ〜
全入時代の大学「崖っぷち」事情』
(石綿嶺司、光文社新書:2007、9、20)
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なんと刺激的なタイトル。もうこの「バカ」って使うの辞めたほうがいいなあ。品がないよね、やっぱり。しかし書かれていることは「まとも」と言うか、「そうだな」と思うものが多く、その意味では読む価値はあったと思います。「全入」時代なのに大学の数が増えているという矛盾・・・不況なのに会社の数が増えた建設会社と似てる。なんとか甘い汁を吸える土壌があるということなのか、どうなのか・・・。ただ、タイトルに使われている「最高学府」は、もともとは「単なる大学」のことを指すのではなく、「旧帝国大学」のことを指していたので、正確な使い方とは言えないかもしれないですね。
フリーライターとして大学や教育関連をずっと取材してきたという著者は、ずっと年配の人かと思ったら、なんと1975(昭和50)年生まれの、まだ30代に入ったばかりという若さ!これには驚きました。その目で捉えたユニークな大学を、欄外に2行ほどで「ぴあ」のハミダシ記事のように書いているのだが、これはなかなかおもしろく、「へえー」というものもあった。


★★★

(2007、10、21読了)

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