２００７読書日記１１９で読んだ『日本の戦時下ジョーク集〜太平洋戦争篇』と二冊同時発売だったが、私はそれを見逃して後編である『太平洋戦争篇』を先に読んでしまい、後で気付いてこの「満州事変・日中戦争篇」を買いに行った。別にどちらから読んでもまったく問題ないが、間違えた原因は、あまりにも装丁が似通っていて、別の本だということに気付かなかったこと。これはまずいんでないかい？せめて「１・２」とするか「前編・後編」とするか、色を変えるとか工夫をしないと・・・。
あとがきにあるように、実は昭和15年頃、「お笑いブーム」だった。その中にあった日本が戦争に突っ込んでいったのだ。また昭和15年は、戦前における「雑誌のブーム」であったとも言う。そういった状況を知るためにも、本書を読むべし“！大変読みやすいですよ。ただし、当時のジョークそのものは、大しておもしろくありません。