いやあ、やっと読み終えました。３月に購入してちょっとずつ、ちょっとずつ、家で読んでました。なにせ、1984年から2006年まで20年以上にわたって連載された（今も連載されている！）「気まぐれコンセプト」の４コマ漫画のえりすぐりを、なんと974ページにもわたって載せた本なんです！本の厚みは４センチを超えています！一気にはとても読めなかった。ほぼ４か月かけて読み通しました。ちょうど私が読売テレビに入った年が1984年、ということは私の20代から40代までの世の中の流れが描かれていると言ってもの過言ではないでしょう。
よく続いていますよね、この漫画。「ゴルゴ１３」とか、「あぶさん」とか長寿漫画はあるけど、これもスゴイです。バブル、そう言えばそういうのがあったなあ・・・と。おもしろいのは、当時の漫画の下の方に、2007年現在はどうなっているか？という「最新情報」を付け加えているところ。このあたり、単に過去の漫画を集めたものでなく、「クロニクル（年代記）」になっていると言えるのではないでしょうか。「気まぐれコンセプト」は今も古くない、と言えるでしょう。私は20数年間毎週、『スピリッツ』で読んできましたけどね。ご苦労様です！