ヘッダー Space『ドン・ジュアン(下)』
(バイロン、小川和夫訳、冨山房:
1993、7、14)
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(上巻から続く)なぜこんなものを読み出したかと言うと、「事実は小説より奇なり」という言葉は、この『ドンジュアン』の中に出ているというので、それを確認するために読んでいたのです。ちなみに「抄訳」の方には出てきませんでした。
この本の「下巻」には・・・・ついに出てきたのですよ!感激しました!そのままの言葉ではありませんでしたが、まず、この「訳」の部分と思われる箇所が。
『ドンジュアン』と言うのは英語ですが、スペイン語では「ドンファン」、イタリア語だと「ドンジョバンニ」です。おお!と思う人もいるはず。そう、この主人公に関しては各国のいろんな芸術家がテーマにしているのです。バイロンは18世紀後半から19世紀の詩人ですが、いわゆる色事師的な人物には描いていません。それでも、物語の後半にはロシアの女帝・エカテリーナ2世の愛人になるというシーンも出てきて、多少はそう言う部分もありますね。ちょうど、京都市美術館で行われる「大エルミタージュ美術館展」の関連の仕事をするために、エルミタージュ美術館の基礎を作ったエカテリーナ2世に関する本などを読んでいたので、それとはまったく関係なしに読んでいたこのバイロンの詩集にもエカテリーナが出てきた事は、偶然の一致にしても驚きました!

★★★★

(2007、3、8読了)

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