ヘッダー Space『「ニッポン社会」入門〜
英国人記者の抱腹レポート』
(コリン・ジョイス、谷岡健彦訳、
NHK生活人新書:2006、12、10初版:
2007、2、20三刷)
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結構面白かったですね。NHK生活人新書、久々のヒットでは?
外国人の目から見た日本って、日本人は結構気になるものなんですよね。明治の昔からそういった本は数々出ていますが、客観的に見た日本、鏡に映った日本の存在を、時代時代で感じることが出来ますからね。面白いです。本の帯を見ると、
「日本で暮らすなら、これだけは覚えておこう。」
として、<( )内は私の感想>
○歌舞伎は歌舞伎町ではやっていない。
(東京以外にお住まいの日本人も、意外と知らないかも)
○「納豆は平気ですか」と30回は聞かれる。
(ポイントは30回か?いや、大阪弁で言うと「センド聞かれる」ということでしょうね)
○血液型と靴のサイズは調べておけ。
(外国では一般の会話で血液型なんて聞かれることはないんだろな。また靴のサイズが「センチ」なのも珍しいんでしょうね)
○日本の「パブ」はパブではない。
(そりゃ、本場イギリスの「パブ」とは違いますよ、ある意味日本風に「進化」してますからね)
というように、日本人にとっては意外な点(つまり日本人は不思議に思わないこと)が、外国人にとっては「とっても不思議」なんだということが分かってきますよ。

★★★★

(2007、3、7読了)

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