ヘッダー Space『大阪の扉』
(千野境子、産経新聞社:2005、10、27)
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著者は、産経新聞記者。平成14年(2002年)10月から平成17年(2005年)1月まで、「大阪特派員」として大阪に滞在した横浜っ子。産経新聞は、東京本社出身の人に「大阪特派員」を、大阪本社出身の人に「東京特派員」というのをやらせている。ちょっとおもしろいが、それって、
「大阪は外国」(逆もそうだけど・・・)
ということかいな?
その「大阪特派員」として2年あまり、見聞きし紙面で書いたことをまとめたのが本書。関西出身で関西に住んでいる人間では、当たり前すぎて気付かないことを、よく取材されている。流石だなあ、と思う。ネタをこの本からもらおうかな。
実は著者の千野さんとは、一度だけお会いしたことがある。2004年の秋に関西ジャーナリストフォーラムというディスカッションが開かれて、その司会をした時に、千野さんはパネリストの一人として出席されていた。物静かな方だなあ、とその時は思った。
その後、千野さんは東京本社に戻られて論説委員になられた。すごーい。産経新聞の論説委員と言えば、元・校閲部長で「特別記者」の塩原経央さんも同時期に論説委員になってらっしゃる。おお、産経新聞のエライさんに、二人も知り合いが!
それがどーした。

★★★★
(2006、7、25読了)
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