ヘッダー Space『食べる日本語』
(早川文代、毎日新聞社:2006、3、30)
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日経新聞の土曜日の夕刊に連載されているコラム「食語のひととき」。短いけれど含蓄があるので、数年前から毎週スクラップして愛読している。
「これが本になったら買うんだけどな・・・」
と思っていたら、既に出ていたのでした。タイトルは「食語のひととき」ではなく「食べる日本語」。日本語関連の本は、タイトルに「日本語」と入った方がよく売れると以前聞いたことがありますが、(本当かウソかはわからないのだけれど)それでタイトルが違うのかな?「食語のひととき」も良いタイトルだと思いますが。
また、連載は日経新聞だけど、出版はなぜか毎日新聞社から。あ、そうか「日経の連載のタイトルそのままで毎日からは出せない」ということかな。そのあたり、「大人の事情」があるのかも知れません。
もともと短いコラムなので、この本でも、一つの言葉について見開き2ページと、とっても読みやすい長さになっていて、気軽に読めます。
何気なく、目次でおもしろそうな言葉を選んで読んでみると・・・なんと、「別腹」の項目に、私の名前が出てきているではないか!(176−177ページ)本を読んでいて、急に自分の名前が出てくると、やっぱりビックリしますよね。
「(別腹という言葉は)道浦俊彦氏の指摘によると、あまり地域差はなく一九九0年代前半ごろから使われているそうです」
と簡単に出てくるんだけど、せめて私の名前の前に「読売テレビアナウンサーの」と入れるか「道浦俊彦氏のサイト『平成ことば事情』によると」として欲しかったな。これでは「道浦俊彦氏」が一体、何者なのか、一般の読者にはわからないと思います。
これ以外のページでも氏名が出てくるところを見ると、生きている人は「○○氏」となっていて、肩書きが付いていないケースが多い。「氏」がつかない人は既に亡くなっている人、という区別のようです。でも、やっぱりわかりにくいですよね。思わず、
「それは誰やねん!」
と突っ込みが入りそうです。

★★★★
(2006、6、2読了)
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