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『社会人から大学教授になる方法』
(鷲田小彌太、PHP新書2006、3、3)
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自分で買ったのではない。妻が出張の折りに飛行機の中で読むためにと買った本をくれたのだ。私はこの手の「ハウツーもの」は、なかなか恥ずかしくて手が出ない。でも興味がないわけではない。たまたまこの4月から、甲南大学で「マスコミ言語研究」という講座(半期)を持って非常勤講師を務めることになったので、興味ないどころか、興味は「おおあり」である。ざっと目次を見て、おもしろそうなところだけ読んだ。
まず目が行ったのは、「非常勤講師とは何か」の項目。それによると非常勤講師にも4種類あるらしい。その種類と違いを書き出してみると
(1)非常勤講師=通年あるいは半期を通して授業を受け持ち、成績評価を出す責任がある教師。
(2)ゲスト講師=講義の主宰者(常勤講師)は別にいて、1〜数回のコマを受け持つ成績評価を出す責任はない。
(3)特別講師=通常授業とは別に、講演会方式で講師を招く。
(4)客員教授、特任教授=非常勤教師でしかも講義も1〜数回しか担当しないが、大学がセールスポイントとして招聘した教師をこのように呼ぶ。ただし、客員教授、特任教授には、共通の規定はない。各大学でそれぞれ決めている。
ふーん、そうだったのか。じゃあ、これまで何度か行かせてもらった、神戸女子短大とか、関西学院大学、立命館大学、神戸山手女子大学などは(2)のゲスト講師と言うことですね。今回の甲南大学は紛れもない「非常勤講師」ですね。頑張ろうっと!

★★★
(2006、4、16読了)
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