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『しのびよるネオ階級社会”イギリス化”する日本の格差』
(林信吾、平凡社新書:2005、4、11)
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著者は1958年生まれで、1983年から10年ほどイギリスに在住、「欧州ジャーナル」(と言っても知らないけど)の初代編集長だったそうだ。また、平凡社新書で『野球型VSサッカー型』という本を書いているという。あ、その本、買ったけどまだ読んでいない。著者と同じ苗字のセンセイが書いた「イギリスはおいしい」などのイギリス評価と、それに伴うここ10年ほどのイギリス・ブームを、「たった1年かそこら住んで、アッパー・クラスのイギリス人としか付き合いのない人が書いた、表層的で浅薄なもの」とこきおろしている。イギリスには階級社会があり、一面的なイギリス人評価は意味がないというようなことだろうか。なるほど。納得。
でも時々、ちょっとイヤミな感じの表現が出てくるなぁとも思った。(なんだか、小学生の感想文みたいな文体に
なってしまった・・・・)

★★
2005、9、6読了
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