『私の大事な場所』
（ドナルド・キーン、中央公論新社：
２００５、２、２５）
ドナルド・キーンさんのエッセイや講演の原稿をまとめたもの。中央公論社の故・嶋中社長や、元・文部大臣の故・永井道雄さんとの交流などが描かれています。
ページには余白が多く、つまり字が少ないので、さっと読めるような気がするのに、いざ読み出すとあまりスピードを上げて読めないのは、中身が詰まっているからか。表紙の和田誠の装丁は、いつもながらホンワカとしていて、よい。「古きよき時代＝ベル・エポック」という言葉が浮かんできてしまうよなあ。
２００５、７、７読了
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