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『NHK日本語なるほど塾(2005年1月号)〜もっと楽しい国語のススメ』
(清水義範、NHK出版:2005、1、1)
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清水義範さんは、小学生の作文の添削を12年ほどやってきたそうだ。その中で、子供の書く力というものを見てきた。その上で「日本の国語の授業の仕方は間違っている」と力説しています。入試などに清水さんの作品の一部が使われることも多いのだそうだが、その問題を著者である清水さん本人が解いても、答えがわからないことがあるとのこと。そりゃ、おかしいよね。
たしかに、どうやって勉強すればいいのか、その方法論が曖昧なのが、これまでの日本の「国語」「現代国語」という授業だったと思います。幸いにして(?)私は「国語」という教科に関してはうまく渡り歩いてきたので、不満はありませんでしたが、普通は不満が溜まるだろうなと言うのは気づいていました。
教師の側の「正しい」感想を押し付けるような教育方法はおかしいと清水さんは述べていますが、それはそのとおりだと思いました。

★★★
2005、4、16読了
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