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スワッチのアニメ日記タイトル
■2010年03月11日  『しものせき映画祭』



前回「犬夜叉 完結編」の最終回アフレコのことを書きましたが、それと前後して偶然のタイミングではありましたがユニークなイベントを体験してきました。「しものせき映画祭」であります。“田中絹代生誕百年記念”と銘打たれたこのイベント、我らが「犬夜叉」の音楽・和田薫さんも下関出身というわけで「下関出身の作曲家和田薫と犬夜叉の世界」と題されたトークショーが大きな呼び物のひとつ。さらには佐々部清監督「夕凪の街 桜の国」などの実写映画に混じって「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」が上映されました。10年を数えるこの映画祭の中でアニメーションが上映されるのは初めてのことだそうです。

トークショーのゲストには犬夜叉役のかっペーちゃんこと山口勝平さんが呼ばれたのは当然として、なぜかそこにスワッチも登場。かごめの同級生あゆみ役声優・岡本ナミさん司会のもと、60分にわたってとっても楽しくお話してきました。この岡本さん、僕らはナミと呼んでいますが、彼女は「犬夜叉」スタート時から自分の出番がないときでも必ず見学と称してスタジオにやってきて、終わったあとの食事会も見事な常連。つまり誰よりも「犬夜叉」チームに詳しいのですね。

ナミの軽妙な?進行の元、和田さんの地元の思い出やかっペーのアフレコウラ話などが大ウケで、会場周りに大きく人の壁ができるほどビックリするくらい大勢のお客さんに来ていただきトークショーは大成功。僕はといえばがんばって犬夜叉の刺繍が入っているフリース裏地のジャンパーを着てたせいで暑くて熱くてフーフーしてました。ちゃんとしゃべれてたかなあ。冒頭の写真はトークショーの様子です。左から岡本さん・和田さん・かっぺーちゃん・僕。会場においでいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

そして下関といえば恒例になっている“ふぐツアー”(写真は旅館に掲げてもらった看板、なぜか僕の名前がついてます)。このイベントにタイミングを合わせてそちらもじっくり堪能。会社やもろもろを越えたメンバーたちで東京では出会えない美味を味わったあと、オシャレな“薫ザルーム”でのむ2次会も最高に楽しく、毎年の事ながら「寿美礼旅館」のスタッフのみなさま本当にお世話になりました。

3月13日「名探偵コナン」はいよいよ登場、ベテラン声優・井上和彦さん演じる2枚目キャラ「白鳥警部、桜の思い出(前)」であります。さあ、小学生の白鳥君が出会った運命?の女性とはいったい誰なのか、ちょっとドキドキしますね。とにかく番組に舞台に大忙しの井上さんは3月19日〜28日東京銀座の博品館劇場「タップ★ジゴロ」という舞台に出演されるそうですよ。

『アニメ村のステキな住民』略してアニ民30人目。
今週はTV&映画「名探偵コナン」音楽の大野克夫さんです。

前回登場の山本監督を仙人を思わす風貌、と言いましたが、今回は僕らスタッフにとっても仙人を超えて神さまのごとき領域にいらっしゃる音楽の巨匠・大野克夫さんの登場です。


「名探偵コナン」TVアニメしょっぱなからのメンバーでもある大野さんですが、もうここであえて紹介する必要のない著名人であります。僕にとっては物心ついたころのグループサウンズ全盛時代「ザ・スパイダース」のメンバーだったという事実ひとつで、もうハーッとひれふしたいくらい。そして今の巨匠の風貌も当時はアイドルとしてのブロマイドが、売り上げ1位だったほどのベースを持つレベル、そんな大野さんとコナンを通じてお付き合いできているのは本当にラッキーなことです。(写真は大野さんのCDです。うーん、完璧イケメンアイドルだぁ。)

あれは1995年8月頃でしたか、コナンの音楽をどうしようかという打ち合わせ時に「コナンはアニメだけどしっかりしたミステリーになる。なのでそれを支える人間ドラマもちゃんと描きたい。」というこだま監督のリクエストで、ならば「太陽にほえろ!」のような実写サスペンスの要素を狙おうと、当時まったくつながりがなかった大野さんに声をかけさせていただきました。ちょっと畑違いでさすがにだめかもと思っていましたが、音楽プロデューサーの堀尾さんが朗報を届けてくれてちょっとビックリ、すぐさまコナン音楽に対する取り組みを始めてもらいました。

大野さんの音楽制作に対する姿勢は驚くほど緻密です。各キャラクターを押さえることはもちろん、いつこんな感覚で捕らえたのだろうと思うような切り口で、作品の全体像を牽引するシャープなメロディが飛び出してきます。それを受けてもうこれは積み重ねられた伝統芸能の強さ、とでも言わざるをえない「大野克夫バンド」の息もピッタリした楽曲は1曲1曲愛でていたいもの。何年か前の「NHK想い出のメロディー」でこのバンドが演奏してくれたのは3曲、その中に「名探偵コナンのテーマ」が入っていたのはうれしかったなあ、カッコよかったなあ。

毎回の映画サウンドトラックCDの曲タイトルをつけるお役目をいただいてはや4年目。大野さんの楽曲レベルに対してそのネーミングセンスが問われるのは本当に怖いのですが、これも神さまがくれた大きなプレゼントと思って時間をかけてがんばってます。…今年のはいかがでしたか?

大きな青い世界観の中で悠々と漂う飛行船。映画の強烈なストーリーや映像と一緒に、今年もスクリーンの前で大野さんの名曲に酔いしれる自分が目に浮かびます。そこまで何度もご一緒してくださる大野さん、これからも「名探偵コナン」の世界を超えてずっとずっとお付き合いしてくださいね。



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