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スワッチのアニメ日記タイトル
■2011年07月21日  『ミリオンの扉 体験アフレコ』

 YTV放送エリアだけのローカル番組ですが僕がかなり関係してるのが「ミリオンの扉」であります。何度か出演させていただいたこともこの日記に書いていますし、MC南海キャンディーズ・山里亮太さんは映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」以来映画のプロモーションに散々お世話になっています。もうひとつ言えば山ちゃんは僕と誕生日が一緒!

 それはともかく1年以上かけてきました「ミリオンの扉」アイドル声優オーディションコーナー、その締めくくりとなるアフレコ体験が先週もお伝えした「名探偵コナンスペシャル 夏の怪盗キッド祭り」の8月6日土曜夜6時放送予定「怪盗キッドの忙しい休日」で実施されました。参加したのは番組で見事アフレコ参加切符を手にした、鴨池彩乃さんと阪野裕菜さんのお二人。東京目黒のAPUスタジオに初めての訪問です。

 事前に平野監督と長崎音響監督にお願いして、お二人が声をあてる快斗や青子の同クラスの女子生徒の役を出しておいてもらい、長崎さんの指示で収録開始です。そして一緒にマイク前に立ったのが、そのシーンにちょっとからんでいる快斗役の山口勝平さんと青子役の藤村歩さん。プロフェッショナルな二人と並んだ鴨池さんと阪野さん、さすがに緊張感に支配されたりしましたが、そこは本人たちが思い切りあこがれていたアフレコ現場。長崎さんの的確な指導で見事収録を成し遂げました。本当に暑い一日でしたね。

 正直言って、なんらかでこの世界を夢見て勉強してきた二人、かなり上手でしたよ。実はこの女子生徒の役には長いセリフと短いセリフがあったんです。二人には両方演じてもらいました。さて6日の放送ではどちらがどう放送されるのでしょうか。ちなみに二人の出演場所は前半の後半あたり。7月28日放送の「ミリオンの扉」でもその詳しい一部始終が紹介され、またまた僕も登場しちゃいます。可能な方はミリオンもコナンも両方しっかりチェックしてくださいね。

 快調木曜ミステリーシアター「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」第3話のネクストドラマズヒントは「ルージュ」。今回もコナンテイストというより陣内さん小五郎テイストで、ちょっと大人なユニークミステリーをお届けしますよ。7月20日木曜23時58分、絶対にご覧下さいね。

 そして7月22日土曜夜6時「名探偵コナン」は「絶叫手術室(オペルーム)(前)」をお送りします。あの有名な某遊園地もびっくり?な「絶叫病棟」なるお化け屋敷を舞台にした事件です。ストーリー以外の見どころは2つ、久しぶりの新一告白リピートと会場の米花大学祭でも小五郎の演説であります。ぜひこちらもオンエアをチェックしてくださいね。

 さて、おかげさまでアニ民もついに100人目となりました。これもひとえにこの日記を読んでいただいているみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。それにしてもこのアニ民、いかがですか?「名探偵コナン」BBSにでも感想やご意見をいただけるとうれしいです。あくまで僕が見た目線ではありますが、このアニ民がみなさまにアニメ業界でがんばっている人たちの魅力的な素顔をなるべくそのままお伝えできていることを願っています。

 で、今週から、アニ民索引をつけてもらうことにしました。もちろん内容は書いた時期のままではありますが、その時々のアニ民をスナップ写真のように読み返してもらえたら、なんて思っています。そしてアニ民に出ていただいた方を日記に出すときは、例えば前回の平野監督だとすると「平野さん[99]」と表現していきます。これからも僕の友人恩人となる業界のステキな住民を紹介していきますので、毎回お読みいただけますよう、よろしくお願いいたします。

『アニメ村のステキな住民』略してアニ民100人目。

 ジャーン!というわけで記念すべき100人目はどうしてもこのお方で行かせていただきます。声優・田中真弓さんです。ここではいつものように真弓ねーさんと呼ばせてもらいます。

 真弓ねーさんと初めて出会ったのは1985年11月、僕のデビューアニメ「ロボタン」のオーディションでした。めでたく九官鳥のキーコという役をお願いしたのですが、その時点からその相方ボッチ=坂本千夏さんと共に役柄はもちろん、普段もけたたましくもにぎやかな人柄とずっと付き合うようになったのでございます。

 その次の年、真弓ねーさんの結婚式に招かれました。って言ってもフツーの式ではございません。普通の式はあったのでしょうが僕が見せていただいたのは「渋谷エピキュラス」という舞台であった「田中さん新婚夫婦馴れ初めショー」だったのです。満席の数百人の前で繰り広げられたのはその日限りのミュージカル。でも本人たち含め役者仲間の三ツ矢雄二さんたちが完璧な一本の演劇として約2時間、もう立派な興行公演そのものだったのです。この公演までに如何な労力が必要だったことか。まだ20代だった僕は、この業界は例えば役者だったら結婚するのにもここまでしなくちゃいけないのか…的な感想を持ったものです。で、今は立派な母子家庭!ってのは本人談であります。

 本人の自叙伝『ぶさいくに生きて、そこそこ幸せをつかむ法』はその当時に読ませてもらいました。タイトル表現はご謙遜に違いないのですが、ご自分にハンディキャップがあるとして、それを予想のつかないところから持ち出して爆笑を誘うという見事な技は何度見ても飽きません。そしてそれらをぶさいくと言ってのけるその余裕がまたねーさんをでっかく見せます。

 僕と真弓ねーさんとは時間を重ねるうちに、基本的にお仕事では会わない=お仕事をしない的な握りになっていました。たとえば「名探偵コナン」「犬夜叉」には出演してもらってません。「結界師」で雪村時子をお願いするまでは「金田一少年の事件簿」「ブラック・ジャック」などで少しお付き合いしてもらった程度。「ロボタン」でもそうなのですが、真弓ねーさんはどうも人間以外のキャラを得意とする分野に思われがちなようで、僕の番組では「ロボタン」以外は基本的に人間を女性を演じれる!ってことに喜んでくれてます。

 それにしても真弓ねーさんは心底舞台女優です。まだ渋谷に「ジャンジャン」っていう小屋があったころから「おっ、ぺれった」という歌にドラマにコメディーな公演を主宰してもう20年以上。演出主演の永井寛孝さんと音楽竹田えりさんたちとのチームワークにはいつも感心しきり。それ以外にも本人ゲスト出演舞台が大体年4作はあるんじゃないでしょうか。こーゆーのを女優魂というのかどうか、あの忙しさの中でいったいいつセリフを覚えて稽古されてるのか、主演級公演案内をもらったりするといつも意味がわからないような気になったりします。

 真弓ねーさんの舞台からはいつでも確実に“元気”をもらえます。背が小さいこともギャグにしてしまうほどの小さい身体から、どうしてあんなに大きなエネルギーが出るのでしょうか。自分が関わる作品じゃないのが残念ですが、もう存在がルフィのキャラそのもの。

 真弓ねーさんのキャッチフレーズは「浜田山の吉永小百合」。ぼくも近所なので一緒になったら帰りは必ず一緒です。ねーさんのキメワード、さよならの代わりに「ハゲしい夜を!」を言われるとどんな時にもなぜか背筋がピシッとします。公私なんかとっくに超えたステキな仲間たちと、どうかこれからもおおらかで楽しくもゆるい時間を過ごして行きましょう。ゆるいとかそんな事言ってたって、どんな時にもストイックな女優魂をチラチラ燃やしている真弓ねーさんを、身近に感じて刺激を受けているのが僕は本当に大好きなのですから。





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