■05月21日

 いやーすごい賞もあるもんですね。先週、東京・代々木上原のけやきホールで第25回JASRAC賞の贈呈式が行われ、大野克夫さんご夫妻と一緒にスワッチも初めて参加してきました。贈呈式にはコナン音楽チームとして、読売エンタープライズの高原社長、トムス・エンターテインメントの古賀社長、ユニバーサル・ミュージック・パブリッシングの大山社長らが参加されました。JASRAC賞ってどんな賞かっていうと「JASRAC賞は、その前年度におけるJASRACの著作物使用料の分配額が最も多かった国内の上位3作品に金賞・銀賞・銅賞を、外国作品の第1位に外国作品賞を、外国入金の分配が最も多かった作品に国際賞を、それぞれの著作者と音楽出版社の功績と栄誉を称え、顕彰するものです」とあります。

 で、今回我々がいただいたのはその“国際賞”でした。これは要するに「名探偵コナンBGM」は昨年度海外において日本の音楽作品として一番多く聴かれたのだ!ということだよね。正にグレイトであります。現在、「名探偵コナン」はだいたい24カ国語ほどに訳され、アメリカ、イタリアなど、世界40カ国以上で放送されているようです。実感としてはよくわからないのが正直なところですが、配分金の多い少ないというはっきりした尺度で受賞できたのは本当に晴れがましいこと。実は昨年までは「ポケットモンスターBGM」が5年連続で国際賞を獲得していたらしくこれもスゴイ。前年「名探偵コナンBGM」は2位だったそうなんだけど、今回はついに1位を獲得したっていうわけ。ちなみに外国作品賞は「ZOOM ZOOM ZOOM」、国内の上位3作品は銅賞「粉雪」レミオロメン、銀賞「桜」コブクロ、そして金賞「ハウルの動く城BGM」となってました。金賞の久石 譲さんはなんと3度目の受賞(金賞は2度目)。「ハウルの動く城」DVDが大ヒットしたこともあって曲がたくさん使用されたみたいだね。

 ステージ上では、先ほどのコナン音楽チーム3名に続いて大野さんが賞を贈呈されてね。プレゼンテーターは船村 徹JASRAC会長。続いてのあいさつの中で大野さんはマイクを通して「この賞は僕1人ではなく、コナン制作スタッフ全員で受けた賞だと思っています。本当にうれしいです」と話してくれました。贈呈式に続き、懇親会では、大野さんに音楽雑誌などでもよく文章を書かれている湯川れい子さんを紹介してもらって、お2人の当時の音楽話をワクワク聞くことが出来ました。さらに西新宿Sという寿司屋に大野さんご夫妻と3人で食事に行って、寿司屋には珍しく良いワインにおいしいサカナにお寿司をご馳走になってしまいました。加えて奥さんが持ちこんでくれたナイスで立派な白ワイン2本もバッチリ。盛り上がった食事中に聞いたんだけど、大野さんは表彰式の時、かなり緊張してらっしゃったみたい。それがまず意外だったんだけど、実はあいさつの時に「『名探偵コナン』は僕のライフワークです」と言おうと思ってたなんてお話を聞いてまたびっくり。コナンという名前で名誉ある賞を受賞できて、さらにこーゆートップスタッフのライフワークだなんて。素敵です。大野さん、本当におめでとうございました、ありがとうございました。大野さんのおっしゃってたように、スタッフみんなで勝ち取った賞だとも思うので、この名誉をさらに乗り越えるべく、これからまたスタッフ一丸となってガンバっていきましょう!

 それから、この日は「結界師」のアフレコがあってね。こだま監督は「名探偵コナン」の監督もしていたから、大野さんはスタジオか食事会にでもあいさつに行こうとしていたんだけど、結局時間の関係で行くことができなかったんだ。その後、こだま監督は大野さんに会いたかったと残念がっていました。そうそう、このアフレコでは、良守役の吉野裕行さん、斑尾役の大西健晴さんを中心に結界師チームでスタッフ旅行に行こうという話で盛り上がってね。とにかくみんなのスケジュール合わせが大変でしょうし、いろいろ都合もあるから行けない人も出てきてしまうだろうけど、結界師チームの旅行は初めてだしとにかく実行。どんな旅行にというか、イベントにというか、場所を移したタダの飲み会になっちゃうのかなと今から楽しみ。いつ頃どこへ行くかはこれからだけど、吉野さんと大西さん、楽しいプランニングをヨロシクお願いしますね!

  28日はプロ野球の放送のため、「結界師」と「名探偵コナン」はお休みデス。6月4日の月曜19時アニメアワーは「結界師」が「限と恋のアタック」、「名探偵コナン」が「妃 英理弁護士の恋」という恋話2本立て(!?)を放送するよ。「結界師」は限の活躍が佳境を迎え、意味深なタイトルが付いている「名探偵コナン」は蘭姉ちゃんがお母さんの行動に疑問を持つ話。どちらもマジ面白い話になっているからお楽しみにね。そして今週、スワッチはイベント「アニメいずめんと」に参加するため、神谷 明さんらと一緒にアメリカ・ノースカロライナ州に行ってきます!このイベントは3回目なんだけど、今回は10周年の記念大会で、いつもより盛大なイベントになるんだって、ドキドキです。詳しいことは次回の日記で紹介できると思うから土産話を楽しみに待っていてね!

 そういえば早稲田大学国際教養学部の客員研究員Aさん(28歳)から取材を受けました。Aさんはオーストラリア人なのに日本語も完璧。テーマは世界で受け入れられてる日本のアニメーションについてのもろもろなんだけど、海外のこーゆー世代の人たちも日本製アニメに興味を持ち、研究の対象にしてしまうんだから、彼も偉いけど日本製アニメもやっぱりエライ。そんな先人たちの努力の成果にただ乗って行くだけじゃなく、本当に評価されてるのはどんなところか、届いているものはなんなのか、その辺も今の現在のアメリカで吸収できたらいいな、と思っています。それでは行ってきまーす!



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