第37話 汚れのない心
新宿繁華街の片隅。少女が絵本を読んでいるところに通りかかった海坊主は、その子の声になぜか魅了され、足を止めて聞き入った。海坊主の目が見えないことを知った少女は、毎日そこで彼に絵本を読んできかせるようになる。それ以来、毎日ため息ばかりついて腑抜けのようになってしまった海坊主。彼に読み聞かせをしているのが、冴子をも腑抜けにしてしまった不思議な少女・ミキであることを知った香瑩とリョウは、新宿地下街跡の廃墟に、ミキがひっそりと一人で住んでいることを突き止める。

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