番組審議会報告とはProgram council report

「番組審議会」とは、放送法という法律で定められた審議機関のこと。
テレビ局が放送する番組の充実・向上と適正をめざして審議するために設置されています。
読売テレビ放送番組審議会 委員は、さまざまな分野の有識者10名で構成されており、
原則として審議会を月1回開催しています。
あなたが知っている番組について話し合っていることもありますので、
ぜひ一度読んでみてください。
いつもとは違った視点でテレビを見るようになれるかもしれません。

※読売テレビの番組は、放送基準にもとづいて製作しています

第668回2025.12.12

12月の番組審議会は、12日(金)に開催されました。

今回は、11月24日(月)に放送した
ytvドキュメント『完全保存版 大阪・関西万博2025』について
委員からご意見をいただきました。
このほか11月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要や
12月8日に発生した青森県東方沖を震源とする地震に関連する放送対応などの報告も行いました。


□出席委員
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ(書面) 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

ytvドキュメント『完全保存版 大阪・関西万博2025』について、
委員の皆様からの主なご意見です。

「万博終了からあまり日をおかずに制作・放送されたドキュメンタリー。
万博を記録しようという制作者の意図はよくわかった。
長期間の出来事をうまくまとめ、
万博の熱気や来場者の楽しそうな様子もよくとらえられている。
今回の万博を語るうえで必要なキーワードは
ネガティブなものも含めて網羅されていたのではないか。
ただ『世界は変わったのか』というサブタイトルは、
この番組としては大きく振りかぶりすぎていたと思う」
「万博でいちばん印象的だった
大屋根リングのプロデューサー・藤本壮介氏にも
しっかり語ってもらっている。
またシグネチャーパビリオンを担当した落合陽一氏の言葉には力があった」

といった意見のほか、

「万博を訪れた子供たちがどんな風に思ったかを描こうとしたところは
良いフォーカスのしかただったと思う。
万博は子供たちに可能性の種をまいたのだろう。
英語を自在操る子供だけでなく、ごく普通の子供の声がもっとあったら、
とも思わされた」
「万博開催中でも
ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、中国と台湾の問題は
続いている。こうした国の人たちが万博をどう見たのかを知りたかった。
またいろいろな出展国の人たちの姿をもっと見たかった」
「工事費の未払いに悩む社長が万博を訪れ、
盛り上がる人たちを目の当たりにする。
複雑な感情を抱く社長の表情をみると、
盛り上がりだけで万博を評価していいのかと思わされた」

さらには、

「『70年万博』の考察は学問の世界でも現在も続いている。
この番組は『2025年大阪・関西万博』を考察するとき、
記録として貴重な資料になるだろう。
ただ、検証するという側面については物足りない。
番組では『未払い問題』『オールナイト万博』『行列』など
ネガティブな面にもふれてはいたが、
両面併記でバランスをとった感が強い。
番組全体として『万博は成功』という評価に寄っていたと思う」
「2500万人超という入場者数もヘビーなリピーターに支えられた数字だろう。
また全国的な広がりというより
関西、大阪に支えられた盛り上がりだったではないか。
盛り上がりの内実をきちんと表現したうえで、
関西のテレビ局らしく
地域の人たちの生活や意識の変化を問い直してほしい」
「番組冒頭で『(万博が)あとかたもない』という表現があったが、
放送されたときにはまだミャクミャク・グッズも売られており
万博熱は高かった。
安易な表現によりかかった結果だろう。
手あかのついた慣用的なナレーションが目立ったところは残念だった」
「どんなイベントでも、『そもそも関心がない』人はいる。
一方、万博に参加して楽しく過ごした人にとっては『万博は成功』だろう。
『イベントの盛り上がりの評価』と『それ以外の評価』は
分けて考える必要がある。
『万博は成功か失敗か』という問いの立て方では、
未払い問題などへの批判が影をひそめてしまう。
一般には『万博は成功』の声があふれている
万博を検証し問題点を訴えられるのはマスメディアだけだ。
目にみえた盛り上がりによる評価ではない検証を期待したい」

といった声もいただきました。

ytvドキュメント『完全保存版 大阪・関西万博2025』について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第667回2025.11.14

11月の番組審議会は、14日(金)に開催されました。

今回は「スタジオ・セットのミカタ」と題して、
スタジオ美術の工夫やこだわりのあれこれを報告しました。

報道・情報番組ではどっしりとしたテーブルや梁を配し、
区分けされたセット空間によって情報を整理して見せられるよう
工夫しています。
またMCの背後など映る頻度の高いカットでは
背後に番組のテーマカラーが必ず映りこむようにデザインされ、
背後の草木や梁の照明の色も季節にあわせて変えられています。
バラエティ番組ではねじ曲がったような不思議な空間など、
第一印象で番組の魅力を伝えられるよう
それぞれの世界観や狙いにあわせたデザインになっています。
「居間」を中心にしていろいろなスペースを配することで
番組のどんな企画でも出演者が違和感なくふるまえるようになっていたり、
あえて機能を優先したデザインが番組のアイコンになっていたりもします。

このほかセットを組む際の省力化を意識したデザインの工夫や、
廃材などをリサイクルして利用する取り組みもあわせて報告されました。

このほか2025年度上期の番組種別や
10月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要の報告も行いました。


□出席委員
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

以上の報告を受けて、委員の皆様からいただいた主なご意見です。

「在阪局の夕方ニュースのセットをみると、
各局のカラーがセットにも表れていると思った。
ytvは質実剛健なイメージだ。
同時間に放送される番組でも
柔らかいイメージの局もあるなどの違いは面白いと思った」
「これまでセットに注目してテレビを見ることはなかったが、
例えば『草彅やすとものうさぎとかめ』では
回を重ねるにつれてセットも変わっている。
セットが変わっていく理由や背景がよくわかった。
また『かんさい情報ネット ten.』での
季節に合わせた草花や色目の変化も綺麗で楽しい」
「『吉田と粗品と』のセットはスマホでの視聴を意識したセットだろう。
中央に置かれた巨大な電話が若い人たちにわかるかどうかとも思ったが、
このセットがふたりで組み立て可能とは驚いた」

といった意見のほか、

「廃材の利用やリサイクルの取り組みなど、
今の社会では重要なポイントだ。
こういう取り組みはもっとアピールしたらよいと思った」

さらには、

「ytvが、というのではなく一般的にだが、
テレビのセットはいろいろなものを足しすぎていると感じる。
特に、使っている色が多すぎると思う番組もある」
「スタジオ・セットは色なども綿密に計算されているだろうが、
文字のテロップが過剰な色遣いになっている場合が多いと思う」
「ネットとの比較でとかく劣勢といわれるテレビだが、 
このようなセットの工夫は間違いなくテレビの大きな強みだと思った。
ネット番組とテレビとの大きな違いはセットだ」

といった声もいただきました。
これに対して、ytv側からは、

「『ミヤネ屋』や『かんさい情報ネット ten.』では
テロップの色遣いを再確認し、見やすいように改善しています」
「CGによるセットもこれからは進化していくと思われますが、
リアルなセットだからこそできる表現があり、
本物でないと伝えきれないものもあります。
バーチャル一辺倒での番組つくりは難しいと思われます」
スタジオ番組のセットについて
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第666回2025.10.10

10月の番組審議会は、10日(金)に開催されました。

今回は9月11日(木)に放送された
『一流の技をムダ遣い THE恐縮オファー』について
さまざまなご意見を伺いました。
このほか9月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要などの報告も
行いました。


□出席委員
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

『一流の技をムダ遣い THE恐縮オファー』について、
委員の皆様からの主なご意見です。

「バカバカしいと思えるお願いを一流の技をもつ人たちが解決していくという
コンセプトのバラエティ。一流の技を新たな切り口で見せてくれた。全体的に
面白く 一流の人に対するリスペクトもちゃんと伝わってきた。ただ内容に
ばらつきがあり、また番組の狙いが『お願いを解決』というコンセプトに合致
していたかは疑問。番組全体としてやや尻つぼみになっていたところも残念
だった」
「やらなくてもいいことを真剣にやってみせ、なくても困らないものを一生懸命に
作るという姿が面白い。餃子のタレの調合を判定するのに『味覚センサー』
なるものを使う大仰さもバラエティ的だ。バカバカしいことに真剣に、楽しそうに
取り組む人たちの表情がよかった」
「一流の人たちが番組からのお願いをどんな思いで引き受けたのかというプロセスが
もっと丁寧に描かれていたらと思った。テレビだから引き受けたと思ってしまう
視聴者もいたと思う。その点で、町工場の人の『こういう番組を通じて子どもたち
にモノづくりのワクワク感を伝えられたら』という言葉は胸に響いた」

といった意見のほか、

「問題が解決したわけではない射的ネタが消化不良だった。ミッションを達成
できなかった猟師さんの感想、コメントも丁寧に紹介することで、リスペクトを
よりはっきりと伝えられたと思う」
「現代らしいYou Tube 的な番組であると同時に、かつてのラジオの深夜放送を
思わせる雰囲気もあった。無茶なお題に『ハガキ職人』といわれる人たちが
知恵を絞ってこたえていくというノリを彷彿とさせた」

さらには、

「MCの村上信五さんと小杉竜一さんは安定感がありバランスのとれた布陣だった。
ただ考えをきちんと言語化して口にすることは大事だ。断片的な言葉しか発しない
ゲストについては再考が必要と思う」
「続編があるならアスリートの起用も期待したい。東京で制作された全国ネットの
番組だが、東大阪の町工場など関西にもスポットをあててほしいところだ」

といった声もいただきました。

『一流の技をムダ遣い THE恐縮オファー』について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第665回2025.9.12

9月の番組審議会は、12日(金)に開催されました。

今回は『テレビ報道に期待すること』というテーマで
さまざまなご意見を伺いました。
このほか7月と8月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要などの報告も
行いました。


□出席委員(書面参加を含む)
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

『テレビ報道に期待すること』について、
委員の皆様からの主なご意見です。

「SNSを通じて誰もが情報を発信できる時代。
誰かに都合の良い情報だけが一方的に発信され、
根拠のない話があたかも事実のように広がったり、
意図的なニセ情報がばらまかれたりするようになっている。
雑多な情報があふれ、何が事実かがわかりにくくなっているなかで、
出来事を正確に伝え、偽情報を指摘していく役割が
テレビには強く求められている」
「広いテーマを扱う情報番組で、
勝手な見立てや断片的な事実だけをもとにしたコメントが多くみられる。
複雑な問題を簡単に断定してしまうことで
視聴者はある程度の納得感を与えられるのだろうが、
視聴者が肯定してほしいことを肯定する『肯定ジャーナリズム』が
テレビへの不信の根本にあるのではないか」
「選挙期間中の候補者の発言のファクトチェックや
選挙公約の実現可能性の検証などは視聴者に益するところは大きい。
『公正中立』という言葉に甘んじることのない選挙報道を期待したい」

といった意見のほか、

「『テレビは信用しないがネットは信用する』という人たちのためには
ネットの利用は避けて通れない。
どこでもテレビ放送の内容に触れられるようなネットの活用や、
SNSを使った双方向のやり取りなど
放送とネットとのさらなる連携を期待したい」

といった声もいただきました。

『テレビ報道に期待すること』について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第664回2025.7.11

7月の番組審議会は、11日(金)に開催されました。

今回は6月12日に放送された
『~いきなり親孝行バラエティ~コドナの恩返し』について
ご意見を伺いました。
このほか6月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要などの報告も
行いました。


□出席委員(書面参加を含む)
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

『~いきなり親孝行バラエティ~コドナの恩返し』について、
委員の皆様からの主なご意見です。

「『親孝行』は普遍的で誰もが関心を持つテーマだろう。
『誰かの願いをかなえる』という企画はありがちだが、
楽しんで見ながらも『親孝行とは何か』を考えさせられた」
「『フィリピンから日本に出稼ぎに来て以来、
ずっと帰国していない父親を娘が里帰りさせる』というエピソードでは、
家族を大事にするフィリピンの人たちの気質が良く描かれていた。
また、里帰りを果たした父親の姿だけではなく、
喜ぶ父親の姿に涙を流す娘さんの姿が非常に印象的だった」
「フィリピン・バンドが流行した当時を懐かしく思い出した。
芸能ビザで来日したフィリピンの人たちの実態を示す
データなどがあれば、
当時の社会的背景や日本とフィリピンとの関係を
よりよく理解できただろう。
また番組のBGMも当時流行したフィリピン・バンドの曲を使えば、
とも思った」

といった意見のほか、

「MCの三人は安定したトークでよい人選だったと思う。
番組が感動を狙うテーマなので難しかったとは思うが、
この三人ならではの笑いがもっと欲しかった」
「MCのひとりのノンスタイル石田さんが、
怖かった父親とキャッチボールをするエピソードも、
演出感が強かったものの、心に染みた。
広い空を意識した河川敷の風景もよかった。
『父と子のキャッチボール』という設定はありふれてはいるが、
キャッチボールは親子の心の触れ合いには非常に効果的だ。
ただのキャッチボールでも親孝行になるのだと改めて思わされた」

さらに、

「『親の夢をかなえる』という要素と
『ファミリー・ヒストリー』的要素が並列した番組だったため、
テーマ・狙いがぼやけてしまったところがあったのではないか。
 また『コドナ』という造語の意味・概念がわからない。
『コドナ』も含め、タイトルの意図するところがわかりにくかった」

といった声もいただきました。

『~いきなり親孝行バラエティ~コドナの恩返し』について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第663回2025.6.6

6月の番組審議会は、6日(金)に開催されました。

今回は4月26日に放送された
『検証 斎藤知事とメディア ー対立の重い代償―』について
ご意見を伺いました。
このほか5月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要などの報告も
行いました。


□出席委員(書面参加を含む)
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

『検証 斎藤知事とメディア ー対立の重い代償―』について、
委員の皆様からの主なご意見です。

「兵庫県の斎藤知事が再選され、
メディアでの関連報道が少し減ってきたタイミングでの放送だった。
一連の問題を追求し続けようという姿勢がはっきりと伝わってきた。
経緯が時系列で丁寧にまとめられており、非常にわかりやすかった」
「タイトルからは、一連の問題を
メディアがどのように伝えてきたかという検証がされるものと
期待していたが、メディアの動向には光はあてられていなかった。
その点が不満だった。
SNSなどで発信される根拠のない情報がうのみにされるという状態は、
民主主義の機能不全につながる。
議論の基盤になる事実や情報を社会に提供するのが
メディアの役目だという覚悟で報道を続けてほしい」

といった意見のほか、

「番組中で専門家が
『記者会見での知事に対する記者の人格攻撃によって対立が生まれた』と
指摘していたが、これは疑問だ。
記者がもっと穏やかに質問していれば
知事はひたすらはぐらかしたりなどはせず適切に答えたのだろうか。
知事にとって不都合な事実が次々に出てきたから、
記者会見でも対立する構造ができたとみるのが妥当だと思う」
「テレビや新聞よりネットでの情報のほうが信頼されるという状況にあって、
普段はテレビを見ない層にとどいてほしい番組だった。
『オールド・メディア』は事実を隠しているという批判があるが、
裏付けのない情報や、事実であっても
事件とは関係のないプライバシーなどは報じないと判断するのが
責任あるメディアの立場だ。
『わかっていても報じないのはなぜか』という点を丁寧に、
根気よく発信していくことが必要だ」

さらに、

「ベテランの牧野誠三アナウンサーの重厚なナレーションが
番組のトーンを支配していた。
番組の制作意図にマッチした起用だったと思う」

といった声もいただきました。

『検証 斎藤知事とメディア ー対立の重い代償―』について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第662回2025.5.9

5月の番組審議会は、9日(金)に開催されました。

今回は3月22日に放送された『プロ野球開幕直前! プロ野球そこまで言って委員会NPB』
およびプロ野球中継全般についてご意見を伺いました。
このほか「読売テレビグループ人権尊重方針」についての説明のほか、
2024年度下期の番組種別や
4月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要などの報告も行いました。


□出席委員
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

『プロ野球開幕直前! プロ野球そこまで言って委員会NPB』
およびプロ野球中継全般について、委員の皆様からの主なご意見です。

「『プロ野球そこまで言って委員会』はプロ野球ファン向けの好企画。
出演者が一つの方向を向いて真剣に議論をしているところが見やすく、
番組として成功していたと思う」
「クライマックスシリーズやDH制の是非など、
プロ野球ファンが関心を抱いているテーマを取りあげていた。
8人の解説者がひとつの問題について、
それぞれ違う角度からコメントを繰りひろげており理解も深まった」
「大谷選手一辺倒の情報番組についての考え方や、
球団のユニフォームや道具へのさまざまな規制ぶりなど、
選手だった解説者たちの切り口や体験談は非常に興味深かった。
ただ出演者の間でネクタイを着用していたりいなかったりするばらつきがあり、
少し気になった」

といった意見のほか、

「『球団ごとの観客数』『球団ごとの年俸』など、トークを広げる材料として
データ、数字をもっと効果的に使う演出もできたのではないか」
「プロ野球ファンの声も紹介されていたが、登場していたのは
タイガースファンばかりだった。またことさらに関西色を強調するような
描き方は不要なのではないか」

さらに、

「プロ野球中継がテレビの重要なコンテンツである現状もよくわかった。
様々に工夫された中継によって、試合の魅力が視聴者に浸透し支持されている
のだろう。球審カメラをはじめ従来なかったアングルの映像は迫力がある」
「プロ野球はテレビ中継なくしては発展しなかったはずだ。
テレビ中継のこうした工夫によってさらにプロ野球ファンが増え、
実際に球場に足を運ぶファンの数も増えているのだろう。
ただ少子化などの原因で、野球人口の減少という問題が現実に起こっている。
プレーヤーが減っているという問題にも目を向けた別な番組展開にも期待したい」

といった声もいただきました。

『プロ野球開幕直前! プロ野球そこまで言って委員会NPB』
およびプロ野球中継全般について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。

第661回2025.4.11

4月の番組審議会は、11日(金)に開催されました。

今回は『視聴者センターの役割』として、
視聴者との直接の接点となっている
視聴者センターの業務について報告しました。
また3月に視聴者の皆さまから寄せられた声の概要の報告も行いました。


□出席委員
勝田泰久 小林順二郎 島尾恵理 梶山寿子 白羽弥仁
古川綾子 一ノ瀬メイ(書面) 谷本奈穂 吉村和真 平尾武史

『視聴者センターの役割』について、
委員の皆様からの主なご意見です。

「視聴者から寄せられるさまざまな意見や声から有用な声をすくい取って、
社内にフィードバックする役割は大事だ」
「大事な指摘や意見を漏らさぬよう、社内にフィードバックしてほしい」

という意見のほか、

「テレビ局にわざわざ声を寄せたりはしない
サイレントマジョリティの『声』も意識する必要があるだろう。
放送局には自主自律が求められる。
視聴者から寄せられた意見に過剰におもねることなく、
番組つくりをしてほしい」

といった声もいただきました。

『視聴者センターの役割』について
委員の皆さまからいただいた主なご意見をご紹介しました。
  • 2024年度 読売テレビ放送番組審議会 委員
  • 委員長  勝田泰久  (学校法人大阪経済大学 前理事長)
  • 副委員長  小林順二郎  (国立循環器病研究センター 名誉院長)
  • 副委員長  島尾恵理  (弁護士)
  • 委員  梶山寿子  (ノンフィクション作家)
  • 委員  白羽弥仁  (映画監督)
  • 委員  古川綾子  (大阪樟蔭女子大学准教授)
  • 委員  一ノ瀬メイ  (パラリンピアン)
  • 委員  谷本奈穂  (関西大学教授)
  • 委員  吉村和真  (京都精華大学理事長)
  • 委員  平尾武史  (読売新聞大阪本社取締役編集局長)