里山再生プロジェクト in 丹波 2017
〜11月19日 実施報告〜  「里山再生プロジェクトin丹波2017」について

兵庫県丹波市は、日本海側に生息する動物や草木、また瀬戸内海側に生息する動物や草木の両方が共生する日本でも稀な地域です。しかしながら、この地域では、2014年8月に起こった豪雨による大規模な水害・土砂災害に見舞われました。
まだ復旧には程遠く、山地を流れていた川も、その流れが変わり、地形を変えてしまいました。読売テレビでは、2017年より24時間テレビを通じ、丹波の「豊かな自然を保護し、災害に強い地域を作ること」を目的に環境保護活動支援を展開しています。

1人1人が環境について真剣に取り組めば、災害の軽減にも繋がり、また災害に強い地域づくりが出来れば、被害を軽減できると考えています。

 【実施日時】 2017年11月19日(日) 10:30〜14:30 (開会式 10:00〜10:30)
 【実施場所】 五台山麓(兵庫県丹波市)
 【参加者】  参加ボランティア 41名 スタッフ(現地) 29名 合計 70名

開会式の様子

沢山のボランティア・地元スタッフが参加

寒い中、焚火を囲んでの開会式
実施内容

当日に参加頂いたボランティアの皆様を各作業ごとのチームに班分けしました。まずは、ボランティア全員で間近で見学した「伐倒作業」を皮切りに、「遊歩道の再生」「災害木の搬出」「枝払・菌打ち」の3班に分かれて作業を同時に開始しました。

伐倒作業

ボランティアの皆さんで作業を見守りました

慣れたスタッフが電動のこぎりで作業

狙った地点に伐倒成功
 

2014年の大雨による大規模な土砂災害の影響で、本来あった「登山道」が流されてしまいました。地元では災害後も別のルートで「遊歩道」の作成、補修を日々行っており、当面の目標は、丹波の名水である「狸穴の命水」の源流まで遊歩道を完成させることです。この日は一部ではありますが、24時間テレビでもお手伝いをさせていただき、140メートルの遊歩道を作成・補修しました。

遊歩道の再生

本来の登山道は土砂災害で無残なことに

完全な復興にはまだまだ程遠い状況

大きな丸太で遊歩道作り

大きな木槌で階段づくり

急斜面・高所での作業で緊張が走る

大きな石を利用して地盤固め

土砂災害によって、流れてきた災害木を回収し搬出する作業。これらの木はある程度の大きさに切り分けられ、乾燥させ、ボイラー用の蒔などで使用する業者に販売する為、市内にあるストックヤードまで運搬しました。山中の災害木はまだ回収できていない個所も多くあります。

災害木の搬出

伐倒した木の枝払をし、1メートル程度に切断。それにドリルで数か所穴をあけて、「なめこ」の菌打ちを実施しました。この作業は小さな子どもたちを中心に行いました。

枝払・菌打ち

ドリルで穴を空け、なめこ菌を打ち付け

丁寧に作業する子どもたち

打ち終えた木を運び出す子どもたち

菌打ちを終えた木々は現地に設置

各班が上記の作業を終え、昼休憩へ。現地で取れた野菜を使った美味しいお弁当となめこの味噌汁を堪能しました。



昼食後、ウリハダカエデを25本を植樹しました。ボランティア2人1組で1つの苗木を植えました。将来はメープルシロップが取れるかも・・・

植樹

災害で寂しくなった斜面 ここに植えます

各組1人スタッフが付いて説明

苗木を折らないように細心の注意で植樹

防獣ネットも1つずつに設置

25本のウリハダカエデの苗木の植樹も完了し、すべての活動が終了しました。
植樹した斜面を利用してボランティアの皆さん、そしてスタッフ全員で記念撮影。


 

24時間テレビ